今回は京都の嵐山・嵯峨野の更に奥にある奥嵯峨エリアの愛宕念仏寺を紹介します。読み方は「おたぎねんぶつじ」です。
人気エリアである嵐山・嵯峨野から少し離れた場所にあるため、比較的人が少なく、穴場スポットと言えます。静かな京都を楽しみたい方には特におすすめです。
紅葉の時期の愛宕念仏寺の見どころ、撮影ポイントを紹介します。
愛宕念仏寺の紅葉の見頃
例年の紅葉の見頃:11月下旬
年によって、紅葉の見頃は前後するので、色づき情報は要チェックです。
愛宕念仏寺の基本情報
拝観時間と料金
8時〜16時30分(年中無休)
・拝観料金
大人:300円
地図とアクセス
駐車場あり(10台)無料
・公共交通機関の場合
阪急嵐山駅から
京都バス「清滝」行で約15分、愛宕寺前下車すぐ
JR嵯峨嵐山駅から
バス停野々宮より京都バス「清滝」行で約10分、愛宕寺前下車すぐ
愛宕念仏寺の見どころと撮影ポイント
圧巻の千二百羅漢
愛宕念仏寺の一番の見どころはなんと言っても、千二百羅漢です。様々な表情のお地蔵さんが迎えてくれます。
色々な顔、表情をしてるので、自分に似ているお地蔵さんやお気に入りのお地蔵さんを見つけて楽しむこともできます。
真ん中の目を見開いているお地蔵さんを主題として、目立たせて撮影してみました。
自分の気になったお地蔵さんにフォーカスして撮影することで、主題がわかりやすく明確になります。
紅葉の時期に訪れたので、散り紅葉の鮮やかさを編集で強調しました。
こんな愉快な表情のお地蔵さんもいるので、見ていてとても楽しいお寺になっています。
柔らかな雰囲気が出るように編集しています。
愛宕念仏寺の紅葉
愛宕念仏寺の紅葉の中で、特に美しいのが本堂、多宝塔周辺の紅葉です。
お地蔵さんを手前にフレーミングして、赤い多宝塔と紅葉をアクセントに撮ってみました。
先ほどの写真とは逆側から多宝塔と紅葉を撮影しました。
赤い多宝塔と紅葉の色を目立たせつつ、それ以外の部分の彩度は落として編集しています。
お地蔵さんについている苔も鮮やかですが、緑の彩度をあえて落としているのがポイントです。
本堂の前から並んでいるお地蔵さんと紅葉を撮影しました。
使用しているカメラを見ていただいてわかるように、愛宕念仏寺の紅葉撮影には標準ズームレンズがおすすめです。
お地蔵さんにフォーカスして撮影する場合は、中望遠、単焦点レンズでぼかして撮るのもおもしろいかもしれません。
お地蔵さんと紅葉のコラボレーションを狙う場合は、散り紅葉の時期もおすすめです。
まとめ
京都の人気エリアである嵐山。嵯峨野の一歩奥にある愛宕念仏寺ぜひ一度訪れてみてください。
多くのお地蔵さんが楽しませてくれること間違いなしです!
特に人が多い紅葉の時期の京都でも、穴場と言える場所なのでゆっくり楽しめます。
周辺の嵯峨鳥居本エリア、化野念仏寺などと一緒に訪れるのがおすすめです。
・愛宕念仏寺の紅葉の見頃は11月下旬
・圧巻の千二百羅漢は必見
・撮影は標準ズームレンズがおすすめ