今回は山梨県にある高原避暑地として有名な清里高原にある「吐竜(どりゅう)の滝」を紹介します。
緑が美しい夏はもちろん、秋は紅葉、冬には凍った氷瀑を見ることができ、1年中楽しめます。
暑い夏でも滝の周りはとにかくひんやり、まさに天然のクーラーです。
周囲には牧場などがあり、観光スポットとしてもおすすめできます。
今回は夏の深緑の時期の吐龍の滝を撮影してきました。
吐竜の滝の基本情報
営業時間と料金
24時間見学可能
ただし夜はおすすめしません
・料金
無料(駐車場も無料)
地図とアクセス
車の場合
中央自動車道・長坂ICから車で約20分
駐車場から徒歩10分〜15分
公共交通機関の場合
JR小海線・清里駅下車、清里ピクニックバス(期間限定)で「吐竜の滝入口」下車、徒歩約25分
JR小海線・清里駅から徒歩約40分
吐竜の滝の撮影ポイント
吐竜の滝は基本的に標準ズームレンズ1本のみで撮影できます。
滝の流れを表現したい場合は三脚が必須です。
この写真はAPS-Cで17mm(35mm換算で26mm相当)で撮影しています。
吐竜の滝は横幅が広いので、もっとワイドに写したい方は広角レンズもおすすめです。
輝度差がないフラットな光が入るくもりの日のほうがが撮影には良いでしょう。
この滝の撮影では、PLフィルターとNDフィルターを使用しています。
PLフィルターは水面の反射や葉っぱのギラつき、反射をコントロールでき、深緑と滝の撮影のお役立ちアイテムです。
NDフィルターで減光することで、日中でも長秒露光の撮影が可能になります。
滝の撮影ではND8~ND64のフィルターがおすすめです。
滝の渓流沿いに黄色い花が咲いていたので、水の流れを前景に撮影してみました。
花はオタカラコウ、もしくはメタカラコウのようです。
夏に咲く多年草で、滝と一緒に撮影することもできます。
吐龍の滝には大きな岩がたくさんあり、滝と一緒に撮影することができちゃいます。
岩を使った構図を探してみることで、もっとダイナミックに撮れるかもしれません。
まとめ
今回は深緑の時期の吐龍の滝を紹介しましたが、紅葉、氷瀑と季節ごとに楽しめます。
夏の美しい緑と涼しさを感じるのもいいですが、カラフルな紅葉も訪れてみたいと思いました。
吐竜の滝の周辺には清里テラス、清泉寮、八ヶ岳牧場などの見どころがあります。
ファミリーでのレジャー旅行はもちろん、カップルでデート、ドライブスポットとして立ち寄るのもおすすめです。
ぜひ、吐竜の滝でマイナスイオンを感じてみてください!