夏の暑さから徐々に和らぎ、もうすぐ秋ですね。
秋といえば、食欲の秋、読書の秋、色々ありますが、なんと言っても紅葉!!
多くの紅葉の名所がある中で、1度は行きたいのが京都ですよね。
今回は高雄エリアの栂尾山高山寺の紅葉を紹介します。
高山寺は京都の市街地から少し離れた山の中にあるため、紅葉の穴場です。
京都市街地より、ひと足早く紅葉を楽しむことができます!
ひっそり山の中に佇む世界遺産のお寺の紅葉は必見です!!
高山寺の紅葉の見頃
例年の紅葉の見頃:11月中旬〜下旬
年によって、紅葉の見頃は前後するので、色づき情報は要チェックです。
高山寺の基本情報
拝観時間と料金
8時30分〜17時(年中無休)
・拝観料金
石水院拝観料800円
秋期入山料 500円
地図とアクセス
栂ノ尾バス停近くの市営駐車場 50台(無料)
ただし11月は有料
※嵐山高雄パークウェイは有料、営業時間8時〜20時(季節によって変更あり)
・公共交通機関の場合
京都駅から
JRバス高雄・京北線「栂ノ尾」「周山」行で約55分、栂ノ尾下車
(途中、四条大宮・二条駅前・円町などを経由)
四条烏丸・地下鉄四条駅から
市バス8系統で約50分、栂ノ尾下車
(途中、地下鉄太秦天神川駅を経由)
高山寺の紅葉撮影ポイント
国宝 石水院
高山寺の1番の見どころはなんと言っても、国宝の石水院です。
高山寺に行くなら、石水院は必見です!
高山寺といえば、善財童子像をシルエットにしたこの構図の写真が有名ですね。
秋には背景の木々や葉っぱが紅葉します。
ここでの撮影ポイントは露出です。
善財童子像が主題の写真ですが、善財童子像に露出を合わせてしまうと背景が白飛びしてしまい、紅葉がきれいに写りません。
露出は背景の紅葉に合わせ、善財童子像はシルエットにして撮るのがポイントです。
この写真も同じく石水院で撮影しています。
縁側に座って人々をシルエットに、紅葉を撮影しました。
無人の写真も良いですが、人を入れることでストーリー性や温かみを感じられる気がしませんか?
石水院での撮影は広角から標準レンズがおすすめです。
縁側からも紅葉を撮影してみました。
ご覧の通り、高山寺石水院は人気スポットであるため、無人の写真を撮るのはなかなか難しいかもしれません。
私は休日の昼間に訪れましたが、拝観開始直後、終了直前の時間帯や平日は比較的空いていると思われます。
裏参道の紅葉
バスを使って行く場合、裏参道から入山するのが便利です。
苔むした石垣と白壁をアクセントに裏参道の紅葉を撮影しました。
石水院の周りは、石垣と白壁に囲まれているので、紅葉と白壁を合わせた構図を探してみるのもおもしろいと思います。
今度は石水院を真横から撮影してみました。
国宝の石水院、秋真っ盛りの紅葉はもちろん、上に斜めにのびる木々を際立たせて撮影しました。
これぞ京都の山の風情ある秋を感じられるのではないでしょうか。
その他の見どころ
鳥獣戯画
紅葉も美しいですが、高山寺といって真っ先に思い浮かぶのはやはり鳥獣戯画ですよね!
先ほど紹介した石水院の中で鳥獣戯画のレプリカを見ることができます。
本物はというと、高山寺ではなく京都国立博物館に収蔵されています。
清滝川の紅葉
高山寺がある高雄エリアには、清滝川が流れています。
この川沿いの紅葉もまた美しいので、必見です。
清滝川沿いで撮影した紅葉です。
高山寺からほど近い、西明寺の入り口にかかる赤い橋をアクセントに撮ってみました。
特に西明寺から神護寺にかけての紅葉が美しく、高山寺とセットで訪れることをおすすめします。
まとめ
京都の中心部から一歩離れた高雄エリア高山寺の紅葉を楽しんでみていかがでしょうか。
・高山寺の例年の紅葉見頃は11月中頃
・混雑を避けたいなら土日祝日の昼間を避けるのが吉
・撮影は広角から標準レンズがおすすめ
・国宝の石水院は必見
・高山寺だけでなく同じ高雄エリアの神護寺、西明寺もあわせて訪れるのがおすすめ
神護寺の紅葉はここからチェック!