前回は高雄エリアの世界遺産に指定されている高山寺を紹介しましたが、今回は同じ高雄エリアにある高雄山神護寺の紅葉を紹介します。
神護寺は三尾と呼ばれる高雄エリアの3つの寺院の一つで紅葉の名所として知られています。
京都の市街地から少し離れた山の中にあるため、京都市街地よりひと足早く紅葉を楽しむことができます!
特に山門前の紅葉、金堂前の石段脇の紅葉は必見です!!
神護寺は紅葉の名所であるため、紅葉の時期の休日は特に混雑します。
紅葉の時期にはライトアップされるほど人気の名所です。
神護寺の基本情報と併せて、紅葉の見どころ、撮影ポイントを紹介します。
神護寺の紅葉の見頃
例年の紅葉の見頃:11月中旬〜下旬
年によって、紅葉の見頃は前後するので、色づき情報は要チェックです。
神護寺の基本情報
拝観時間と料金
9時〜16時(年中無休)
・拝観料金
大人:600円
小学生:300円
・ライトアップ時の拝観料金
大人:800円
※2021年は11月5日(金)〜7日(日)の3日間で紅葉ライトアップ開催を予定
地図とアクセス
栂ノ尾バス停近くの市営駐車場 50台(無料) 駐車場から徒歩20~30分
ただし11月は有料
※嵐山高雄パークウェイは有料、営業時間8時〜20時(季節によって変更あり)
・公共交通機関の場合
京都駅から
JRバス高雄・京北線「栂ノ尾」「周山」行で約50分、山城高雄下車 徒歩20分
(途中、四条大宮・二条駅前・円町などを経由)
四条烏丸・地下鉄四条駅から
市バス8系統で約45分、高雄下車 徒歩20分
(途中、地下鉄太秦天神川駅を経由)
神護寺の紅葉の見どころと撮影ポイント
ここからは神護寺の紅葉の見どころと撮影ポイントを紹介します。
参道と山門前の紅葉
神護寺へ登っていく参道でも紅葉を楽しむことができます。
木を両脇にフレーミングし、撮影してみました。手前の屋根瓦は神護寺の参道にあるお茶屋さんです。屋根瓦の渋さがまた鮮やかな紅葉を引き立ててくれていると思いませんか?
神護寺の帰りにお茶屋さんで休憩していくのもいいですね。
紅葉の名所である神護寺の中でも特に美しいのが、山門前の紅葉です。
神護寺にたどり着くには長い坂、石段を登る必要がありますが、立派な山門と美しい紅葉が出迎えてくれます。
神護寺の寺号表札と山門の持国天像、手前に鮮やかな紅葉を入れて撮影しました。
山門と紅葉を一緒に撮影する場合は、石段を少し下りたところから見上げるように撮影するのがポイントです。
金堂前の石段脇の紅葉が圧巻
先ほど紹介した山門の紅葉も美しいですが、神護寺といったら金堂前の石段の紅葉が最も有名です。
手前に毘沙門堂、五大堂を入れつつ金堂と石段、紅葉を撮影しました。
金堂は南向きであるため、順光となるのはお昼頃の時間帯となります。
レンズは標準〜望遠がおすすめです。
神護寺は三脚の使用も可能なようですが、周りの方に迷惑にならないように使用しましょう。
土曜の日中に訪れたので、無人の写真を撮ることはできませんでした。無人の写真を撮りたい方は平日や土日の拝観開始直後の時間がおすすめです。
明王堂と鐘楼
神護寺で撮影した写真の中でも、一番のお気に入り写真がこの写真です。京都の風情、渋み、紅葉の美しさを意識したレタッチをしています。
明王堂の隣には不動明王が立っています。
迫力ある不動明王の石像と、背後の鮮やかな紅葉をメラメラとした炎に見立てて撮影してみました。
鐘楼へ続く石段脇でも立派な紅葉を見ることができます。
手前に紅葉を大きくフレーミングし、撮影してみました。
地蔵院の紅葉
神護寺地蔵院のあたりも紅葉の見どころの一つです。上を見上げると美しい紅葉が広がっています。
また地蔵院の近くには苔が一面に広がっている場所があり、苔の緑と散り紅葉を撮影するのがおすすめです。
上だけでなく、下にも目を向けてみると美しい発見があるかもしれないですよ!
地蔵院の近くでは、神護寺の名物のかわらけ投げができるので、ぜひぜひチャレンジしてみてください!
まとめ
見どころたくさんの神護寺で京都の秋をひと足早く楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回紹介できなかった紅葉の見どころもあるので、探してみてください!
・神護寺の例年の紅葉見頃は11月中頃
・標準〜望遠レンズがおすすめ
・混雑を避けたいなら土日祝日の昼間を避けるのが吉
・日にちによってライトアップあり
・山門の紅葉と金堂前の紅葉は必見
・神護寺だけでなく同じ高雄エリアの高山寺、西明寺もあわせて訪れるのがおすすめ
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